責任あるビジネスの原則
私たちは、あらゆる人に機会を与え、労働者の公平な待遇と土壌の保護を支援する、責任ある方法でビジネスを行うよう尽力しています。
その出発点となるのは透明性です。当社は、紅茶やハーブを原産地まで遡り、サプライヤーとの強い関係性を築くよう注力し、また、サプライヤーが独自の グリーバンスメカニズムを構築し、当社のグローバルサプライチェーンで働く労働者が声を上げられ、その声が聞き届けられるようサポートすることに重点を置いています。
透明性のある調達
当社は、7ヶ国の主な供給国にある142ヶ所の茶園から紅茶を調達し、最大60カ国の農場および加工拠点からハーブやスパイスを調達しています。
茶:当社ではすべての茶葉の原産地を把握しています。すべての茶園や農園はレインフォレスト・アライアンスの認定を受けなければならず、トワイニングコミュニティニーズ評価 を経なければなりません。
ハーブ :ハーブについては、量とリスクに基づいて選ばれた17種類の主要ハーブに対しては98%のトレーサビリティ、全種類のハーブに対しては95%のトレーサビリティを(2030年までに)達成することを目標としています。
すでに、主要ハーブ全体では94%のトレーサビリティ、全種類のハーブでは85%のトレーサビリティを達成しており、目標達成に向けて順調に進んでいます。栽培した原材料や野生の原材料に対して100%のトレーサビリティを達成することは、遠隔の小規模栽培地域に多々みられる複雑な事情があるので困難ですが、当社は、できる限り透明性を確立できるよう尽力しています。
当社は可能であれば、認定を受けている供給源からハーブを調達しています。
17種類の主要ハーブ
リンゴ、ブラックベリーリーフ、カモミール、カルダモン、シナモン、生姜、ハイビスカス、レモングラス、レモンピール、リコリス、オレンジ、ペパーミント、ローズヒップ、ルイボス、スペアミント、ターメリック、バニラ
責任ある購買 および撤退
当社では、サプライヤーがそのビジネスに投資し、労働条件を改善して、活気あふれる地域社会を支援できるようサポートすることを目的 とした購買慣行を定着させています。
トワイニングコミュニティニーズ評価の一環として現地チームが、各国の賃金ガイドラインに沿って、労働者に法的に適切な賃金が支払われるよう徹底することに注力しています。
現在、ある主要サプライヤーとともに新規の責任ある調達戦略を試験的に導入しています。当社は、調達量と相互の同意に基づいた複数年契約を優先し、このサプライヤーと長期的な関係性を構築することを目指しています 。この契約は、当社とサプライヤーの両者に対して明確な枠組みを与え、より良い労働条件や生活環境、労働者の権利の尊重など、供給元の地域社会における改善を支援するものです。
当社では、問題に対処する際に、サプライヤーとの積極的なコミュニケーションや協力体制を優先していますが、最後の手段としてサプライヤーとの関係性を断たなければならない場合もあることを認識しています。そのような場合は、労働者の権利やウェルビーイングを第一に考え、ベストプラクティスに基づいたアプローチを導入することに尽力します。
苦情と是正措置
当社は、サプライヤーや業界全体と協力して、グローバルサプライチェーン全体の労働者が安全な形で正式に懸念を提起できるよう尽力しています。
効果的で信頼できるグリーバンスメカニズムを備えることは、人権リスクを早期に特定し対処するために必要不可欠です。このメカニズムは、是正措置をサポートし、全員に対して公正な処遇を維持することに役立ちます。また、当社の社会的プログラムの有効性を評価するためにも役立ちます。
苦情と是正措置のモニタリングは、当社の紅茶・ハーブサプライチェーンにおける現地人権デューデリジェンスプログラムの一環となっています。
当社は社外の専門家と提携して、サプライヤーを対象に、効果的なグリーバンスメカニズムとはどのようなものか、それが重要なのはなぜなのかを学ぶ研修を実施しています。
当社はバリューチェーン全体の現行のグリーバンスメカニズムを評価し、普遍的なシステムの可能性を模索しています。主要な供給国で現在利用可能なものや、労働者が雇用主から独立して、正式かつ安全に苦情や懸念を提起できる業界全体での協力体制の可能性を検討しています。