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舞台裏

当社のマスターブレンダー :品質を守る保護役

当社のマスターブレンディングチームは、茶樹から市販品に至るまで、すべてのトワイニングのブレンドを6回 以上テイスティングしています。

訓練を経てマスターブレンダーになるには9〜12年を要し、彼らはお茶の世界に没頭し、世界中の産地を巡り、毎日最高400杯のお茶をテイスティングして、品質と一貫性を徹底しています。当社の歴代のマスターブレンダーたちが250年をかけて築いた経験が、この職務に活かされているのです。今回、14の力強いチームを共同で率いるマスターブレンディング責任者Andrew Whittinghamに話を聞きました。

典型的な1日の流れを教えてください。

マスターブレンディングチームは通常、1日で、正確な条件に基づいて淹れた400杯以上のお茶をテイスティングしています。すべてのバッチがテイスティングに向けて準備され、私は色、粘度、強さ、風味に基づいて茶葉を分類する95の表現を使って評価しています。当社が生産する年間85億個以上のティーバッグのすべてが、消費者の皆様が期待する風味を一貫して保たなければならないため、私たちは常に比較し調整して品質の維持を徹底しています。精緻な作業ですが、非常にやりがいのある仕事です。

完璧な1杯、というのは存在しますか?

自分の好きなやり方で淹れる紅茶が完璧な一杯であるわけですが、私たちはいくつかのコツを推奨しています。必ず、沸かしたてのお湯を使うこと。酸素の含有量が味わいに影響します。お湯が沸騰するほど水中の酸素は少なくなり、それが風味のプロフィールを左右します。そしてパッケージに記載されている淹れ方に従うこと。私たちは、すべてのブレンドに対して時間をかけて細かい点を微調整しています。ミルクティーを楽しみたい場合は、紅茶を淹れてからミルクを加えると風味を忠実に維持できます。緑茶の場合は、85度のお湯を使うのが理想的です。沸騰したお湯を使うと苦味が増してしまう場合があります。

マスターブレンダーとしてトレーニングを受けるには?

まず、ブレンディングアカデミーに入校します。この過程は9年から12年かかります。ケニアやスリランカなど原産国だけではなく、ダージリンやアッサムといった地域の違いが分かるよう学ばなければならず、ひいては、それぞれの茶園の特徴を具体的に把握するところまで追求します。紅茶を生産しているさまざまな地域を訪れ、農学者や生産者から学んで、気候や加工がどのように茶葉に影響するのかを理解します。

イノベーションの軌跡

トワイニングには、長年にわたる輝かしいイノベーションの歴史があります。

1706年、創業者のトーマス・トワイニングが、ロンドンのストランド地区にある自身のコーヒーハウスで紅茶を販売して、ロンドンのコーヒーハウスに新しいトレンドを巻き起こしました。まず温かい紅茶を販売して、その後持ち帰り用の茶葉を販売したのです。
当時のコーヒーハウスには女性は入店できなかったので、彼は1717年に隣に店をオープンし、 富裕層の女性客がこのお洒落な飲み物である紅茶を購入できるようにしました。この店はおそらく世界初の茶葉・コーヒー店であり、現在でも健在です。
1972年、トワイニング9代目のサム・トワイニングが当社初のハーブティーブレンドを発売。1994年には、当社限定のLady Grey®ティーを初めてブレンドしました。これは、1831年にリチャード・トワイニングが開発したオリジナルのアールグレーティーよりも柑橘系が際立つブレンドです。
2019年には、新製品開発拠点を設計・開発 し、数々のツールに囲まれたチームが、世界中の消費者の皆さんに喜んでいただける次世代の製品を生み出しています。

当社の最近のイノベーションのひとつには、RTD飲料のトワイニングスパークリングティーがあります。健康とウェルビーイングへの関心が高まる中で、身体に良く 美味しい冷たいドリンクを求める消費者の需要を受け、2024年に英国で発売した製品です。